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Fire HD 10 タブレットは買いか?【発売前予想】2015年モデル

Fire HD 10 タブレットは買いなのか?10.1インチの2015年新型端末。
公表された端末の特徴やスペック等とともに比較や考察をしてみたいと思います。

※この記事は2015年9月発売モデルのFire HD 10です。

なお、発売予定日2015年9月30日となっており、
本記事は発売前時点での予想的な内容になりますので、
主観的な見解、実際の商品と相違がある可能性を加味してください。

(後日、追記あり2016年6月に新色および64GBモデル追加)
[公開日時2015年9月23日 最終更新2017年9月22日]
追加情報2017年9月)
後継機種はこちらの記事へ
新型Fire HD 10 タブレットを発表2017年9月Amazon
Fire HD 10 タブレット購入【10インチ】2017年新型
Fire HD 10【レビュー】2017年新型タブレット


<スペック>
ディスプレイ 10.1インチ、IPSディスプレイ、解像度1280×800、149ppi、HDビデオ再生、偏光フィルター、反射防止技術採用
サイズ 262 x 159 x 7.7mm
重量 432g
CPU、RAM 1.5GHz×2、1.2GHz×2 クアッドコア、1GB RAM
容量 16GB (使用可能領域 約11.6GB)、32GB (使用可能領域 約26GB)、128 GB までの microSD カード対応
バッテリー 読書、ウェブ、ビデオ、音楽などで通常使用時、最大8時間。端末の設定、使用方法、ウェブブラウジングやコンテンツのダウンロードなどの条件によって異なります
充電時間 同梱のUSB充電アダプタで5時間。ほかのUSB充電器を使用した場合、充電にかかる時間が若干長くなります
Wi-Fi 接続 シングル アンテナ、デュアルバンドWi-Fi。802.11a、802.11b、802.11g、802.11nまたは802.11ac 標準規格を使用した、公共およびプライベートネットワークまたは無線LANスポット、パスワード認証によるWEP、WPAおよびWPA2セキュリティに対 応。アドホックモード(またはピアツーピア方式)のWi-Fi ネットワークには非対応
入出力 スリムポート対応のUSB2.0ポート(マイクロB コネクタ)。充電には同梱の電源アダプターを接続。128GBまでのmicroSDカード対応。
オーディオ 3.5 mm ステレオ ジャック、内蔵スピーカー
対応ファイルフォーマット Kindle (AZW)、KF8,、TXT、PDF、保護されていないMOBI、PRC、音拡張フォーマット(AAX)、DOC、DOCX、JPEG、GIF、PNG、BMP、non-DRM AAC、MP3、MIDI、PCM/WAVE、OGG、WAV、M4V、MP4、Dolby Digital (AC-3), Dolby Digital Plus (E-AC-3) 、AAC LC/LTP、HE-AACv1、HE-AACv2、MKV、AMR-NB、AMR-WB、HTML5、CSS3、3GP、VP8(WEBM)に対応
センサー アクセロメータ、ジャイロスコープ
microSDカードスロット あり。microSDカード(別売)を使用すれば、ストレージを128GB拡張可能
カメラ 720p HDフロントカメラ、5メガピクセルHDリアカメラ
位置情報サービス Wi-Fi 経由の位置情報サービス
カラー ブラック、ホワイト 、シルバー(2016年6月追加)
その他の機能 外部音量コントロール、A2DPステレオヘッドホンに対応したBluetooth、スピーカー、マイク、LEアクセサリー サポート
システム要件 Fire HD 10タブレットは箱から出してすぐに使用できるため、コンテンツのダウンロード時に設定、ソフトウェアのインストールおよびPC不要
保証とサービス 1年間限定保証付き。国内の場合、オプションで別売の延長保証をご利用いただけます。Fire HD 10の使用時は利用規約が適用されます
同梱内容 Fire HD 10 タブレット、USB 2.0ケーブル、5W PowerFast充電器、保証書、スタートガイド

注意※発売前、Amazonのページには「スリムポート対応のUSB2.0ポート」
と記載されていましたが、
発売直後から「スリムポート対応」という記載は削除されています。


<価格>
¥ 29,980(容量 16 GB タイプ )
¥ 32,980(容量 32 GB タイプ )

大容量モデルが追加となっています
¥ 35,980(容量 64 GB タイプ )※シルバーのみの模様


<特徴>
10.1インチのタブレット端末
(Amazonタブレットでは過去に無かった、最大サイズ)
Amazon独自の2015年新OSであるFire OS 5「Bellini」搭載
カラー:ブラック、ホワイト、 (2016年6月追加)シルバー
HD解像度
端末サイズで過去最高に薄い

追記)
2016年6月、新色としてシルバーが追加となっています。
シルバーだけ筐体の素材が違い、アルミ素材だという。
これでFire HD 10のカラーバリエーションは、
全3色となりました。(ブラック・ホワイト・シルバー)


<サイズ>
262 x 159 x 7.7mm
432g


<性能>
1.5GHz×2、1.2GHz×2 クアッドコア、メモリ1GB
記憶容量
16GB (使用可能領域 約11.6GB)、
32GB (使用可能領域 約26GB)、
64GB (使用可能領域 約54.7GB)※シルバーのみ

解像度1280×800、149ppi

バッテリー最大8時間(充電5時間)


<装備>
スリムポート対応のUSB2.0ポート(マイクロB コネクタ)
microSD カードスロット(128GBまで対応)200GBまで対応)
Bluetooth(A2DPステレオヘッドホン対応)
デュアルステレオスピーカー(Dolby Atmos)
3.5 mm ステレオ ジャック
マイク
カメラ(720p HDフロントカメラ、リア500万画素HD 1080pのHDビデオ撮影)
Wi-Fi シングル アンテナ、デュアルバンドa/b/g/n/ac/
Miracast対応
カスタマーサポート:メール、チャット、電話、Maydayスクリーンシェア

※発売前、Amazonのページには「Maydayスクリーンシェア」
と記載されていましたが、
発売直後から「スクリーンシェア」という記述に変わっています。


<比較>
10インチのタブレットは、Android、Windowsでも多数存在しますが、
Amazonが意識している比較対象はSurface(Microsoft)ではなくて、
iPad(Apple)のような気がします。なぜならカラーバリエーションが
黒と白の2色展開なので。タブレットなど端末の基本色はブラックが多く、
そしてホワイトってApple iPhoneやiPadを彷彿とさせるイメージではありませんか?

同じAmazonタブレットでの比較対象は、これまでの最大画面サイズである
Fire HDX 8.9(2014)、Kindle Fire HDX 8.9(2013)や、
ワンサイズ落としたFire HD 8(2015)になるでしょう。

性能
Fire HDX 8.9(2014)の2.5GHzクアッドコア、メモリ2GBという高性能な仕様に比較して、
明らかに劣る廉価版の処理性能であり、昨年Fire HD 6(2014)と同スペック。
Fire HD 8も並びます。

サイズでFire HDX 8.9やiPad Air 2より若干大きいが、ほぼ同等。
厚さAmazonタブレット史上、最も薄いモデルとなった。(Fire HD 8と同じ)
重量についてはFire HDX 8.9より重くなるのは仕方ない、画面・端末が大きくなったのだから。
iPad Air 2よりは若干軽い、ほぼ同等。

サイズ
Fire HD 8   214 x 128 x 7.7mm(8インチ)
Fire HDX 8.9 231 x 158 x 7.8mm(8.9インチ)
iPad Air 2  240 x 169.5 x 6.1mm(9.7インチ)
★Fire HD 10 262 x 159 x 7.7mm(10.1インチ)[大きい]
Surface 3   267 x 187 x 8.7mm(10.8インチ)

厚さ(歴代のAmazonタブレットで最薄)
Fire HDX 8.9(2014)、Kindle Fire HDX 8.9(2013)7.8mm
Fire HD 8(2015)、★Fire HD 10(2015) 7.7mm

重さ(軽いほうが有利)
Fire HD 6(2014)290g [軽い]↓
Kindle Fire HDX 7(2013)303g
iPad mini 308g→331g→298g
Fire HD 8 タブレット 311g
Fire 7(2015)313g
Fire HD 7(2014)337g
Kindle Fire HDX 8.9(2013)374g
Fire HDX 8.9(2014)375g
★Fire HD 10 タブレット 432g
iPad Air 469→437g
Surface3 641g
iPad 680g→601g→652g [重い]


<感想>
Amazonのタブレットで10インチタイプが作られたのは、
このFire HD 10が初めてであり、最大画面サイズ。

端末の大きさイメージは、iPad Air 2くらいのサイズ感と重量であり、
Fire HDX 8.9(2014)より数センチ大きく重量が増すといったところ。

Amazonタブレット史上、最大サイズでありながら、最薄も
実現しているので、外観デザインはよさそう。

カラーバリエーションはスタンダードな黒、そして白の2色のみ。
(後にシルバーが追加され3色になった)

スペック的には昨年まで廉価版モデルの位置づけだった
Fire HD 7(2014)Fire HD 6(2014)と同等なので、並の性能。
しかしこれらも軽快にサクサク動作しますので、
新Fire OS 5「Bellini」が軽ければ、操作感は問題ないと予想しています。

さすがにFire HDX 8.9ほどの高性能な端末ではありませんが、
今年のモデルからmicroSD対応、Maydayサポートなど装備が追加され
強化であり進化している。
追記(Amazonのカスタマーサポートとの画面共有・端末を遠隔操作
によるサポート、の記載あり=スクリーンシェア)

画面解像度もHD、カメラ500万画素で動画撮影1080p、
昨年通りであればUSBでマウス、キーボードなども使えるはず。
Bluetooth、Miracast対応、デュアルWiFiは最新acまで対応。
スリムポートからHDMI変換、ステレオスピーカー。

音質に関して、Dolbyオーディオ、
Dolby Digital、Dolby Digital Plus対応なので
スピーカーで高音質なステレオ再生、
Dolby Atmos対応なのでAmazonビデオを視聴する際に
立体的な高音質サラウンドを実現し、
映画のセリフをよりクリアに聞くことが可能であると
期待できます。ヘッドホンでもよい音質でしょう。

必要充分な装備を備えているタブレット端末と言える。

若干不安要素があるとすれば、画面解像度の149ppi。
同一解像度のままインチを大きくすればppiは下がるわけで、
画面が大きいほど画素数が下がっても視認性は下がりません。

iPadの解像度264ppiには足元にも及ばないほど劣りますが、
画面解像度にこだわるのなら、昨年から継続販売中の
Fire HDX 8.9タブレット339ppiをお求めください。
ちなみにSurface3(Microsoft)は214ppi。


AmazonのFireタブレットシリーズで8.9インチを越えた、
さらなる大型タブレットの登場を待っていた人もいるはず。

コミック、ゲーム、映画、動画、インターネット閲覧など、
タブレットならではの楽しみ方は大きければ大きいほど、迫力が増す。
コミックの見開き、エクセルなどのスプレッドシート閲覧編集にも
いいですね。

写真や動画を他人に見せるとき、ビジネスのプレゼンをする際にも
大きい画面は圧倒的に有利。複数人で映画を観るのもいいですね♪

外付けで物理キーボードやマウスを接続すれば、ノートパソコン、
タブレットパソコンのように使えるかもしれません。
(Bluetooth、USB活用)

管理人は8.9インチのKindle Fire HDX 8.9(2013)を愛用していますが、
コミックの見開きや電子書籍の雑誌を読むとき、
もう少し大きいといいなあ、と感じることがあります。
インターネット閲覧は8.9インチでもパソコンのように閲覧できていましたので、
さらに大きい10インチは言うまでもなく快適さが増すでしょう。

価格も安い。iPadのおよそ半額、Surfaceの3分の1に近い。
WindowsやAndroidタブレット10インチと比較しても安いほうの部類。

但し、購入検討している方へアドバイス。
主に屋内、自宅や職場なりの決まった場所で使う目的に絞ったほうがよい
かもしれません。
管理人はKindle Fire HDX 8.9を初期こそは外へ持ち歩いていましたが、
やがてほぼ自宅専用機になりました。(メインで使いまくりですが)
iPadを持って外出していた人々もやがて自宅機になっていくと言われています。
確かにノートパソコンの1.5kgなどに比較すればはるかに軽いですし、
このFire HD 10をカバンに入れて出かけることは難なくできる。
しかし10インチ以上のサイズや重さは、やがて飽きて億劫になる傾向が強い。

カバンでも存在感ありますし、ショルダーバッグには入りません。
電車の中で使うのも目立って、周りの目が気になるかもしれません。

日常的に外出時や電車の中などでたくさん使う予定の人には、
Fire(2015)7インチ、Fire HD 6、Fire HD 8をおすすめします。
特にFire HD 8は、Fire HD 10と同スペックのダウンサイズなので、
迷ったらこちらがよろしいでしょう。
ちょうどiPad AirとiPad miniのような違いと考えれば近いでしょうか。


<まとめ>
Fire HD 10 は、Amazon過去最大サイズ、迫力ある大画面タブレット。
ゲームやインターネット、電子書籍コミック、映画を楽しみたいなら、
広い画面領域と高音質から、このFire HD 10 タブレットがおすすめ。

大きい画面で表計算シートやワープロ文字入力をしたり、
マウスやキーボードと合わせて、パソコンのように使いたい人にも向いている。

毎日外へ持ち歩くのは厳しいとしても、旅行や出張のときなどは、
新幹線や飛行機の中、宿泊先などで活躍してくれるはずですし、
自宅で使えば見やすく重宝するでしょう。

友人や知人に写真や動画を見せたり、誰かと一緒に映画を観るのもよい♪

Fireタブレット端末ラインアップの中で、活用の幅が広い、
10.1インチ大画面、Fire HD 10こそがタブレットの醍醐味と言えそうです。

Fire HD 10 タブレット 16GB、ブラック

海外からですが、動画がありました。

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