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Fire HD 10【レビュー】2017年新型タブレット

Fire HD 10 タブレットは、2017年10月11日にAmazonから発売された
10.1インチの大型タブレット端末。
2017年新型モデル。シリーズ第7世代の端末。

※この記事は2017年10月発売モデルのFire HD 10です。
※後継機種2019年発売モデルの記事はこちら
Fire HD 10【レビュー】2019年新型タブレット(10インチ・第9世代)

[公開日時: 2017年10月13日
最終更新: 2020年1月18日]

端末の仕様や装備の紹介などレビュー。(動画あり)

ファーストインプレッションおよび、
管理人が所有し使用中の
大型Kindle Fire HDX 8.9(2013)や
新型Fire 7(2017)などとの比較としても書いていきたいと思います。

Fireタブレット電源ON

Amazonから届いて初回使用時に充電は不要。
すぐに使えます。

電源ボタンは短辺(ボディ背面のamazonロゴの向きで上部)にあり、
長押しで電源が入る。

amazon、fireなどとロゴが画面に表示されますので
30~40秒ほど待つ。

背景色がオレンジ色の言語選択画面になりますので、
日本語を選ぶ。

次にWiFiの設定になります。
先にホーム画面を見たかったのですが、飛ばすことができませんでした。
仕様が変わったようです。

仕方なくWiFiのセキュリティキーなど入力しましたが、
宅内ルーターでMACアドレスフィルタリングしており、
このままではMACアドレスが不明で接続できない。
戻ってみると、WiFi設定画面に「後で」ボタンが出現していました。

「後で」をタップすると、注意書きのポップアップが出ますが、
そのままホーム画面へと移りました。

初回の電源投入直後、WiFi設定せずにホーム画面へ行けます。

※MACアドレスが必要な方はホーム画面から、
[設定]→[ワイヤレス]→[WiFi]
WiFi画面の右上から、
[詳細設定]と進めば記載があります。
WiFi MACアドレスを確認する【Fire OS 5】Fireタブレット

端末の確認

端末の機種を確認しておきましょう。

[設定]
[端末オプション]
[端末モデル]
Fire HD 10 タブレット(2017)端末モデル
Fire HD 10(第7世代)
となっていれば、2017年モデルの新型Fire HD 10
間違いありません。

Fire OS 5.4.1.0

Fire HD 10(2017)の購入直後、確認しましたところ
Fire OS 5.4.1.0でした。

[設定]
[端末オプション]
[システムアップデート]

Fire HD 10 タブレット初期OS5.4.1.0
端末はOS 5.4.1.0を実行中です。
(※数日後にアップデートあり。後述しています)

既存端末はFire OS 5.4.0.1 が最新。
似ていますが、Fire HD 10(2017)が上位ですね。
(おそらく既存機もすぐにアップと思われます。)

Amazonアカウント登録済

WiFiに接続してインターネット通信が始まりますと、
左上に「~さんの2番目のFire」といった表示がでます。

端末が既にAmazon側で紐づけられて出荷されているということ。
サインインは必要ありません。登録済み。
ビデオや本も続々と自分専用に変化していくはず。

左上の名前ですが、変更するなら以下の操作を。

[設定]
[端末オプション]
[端末名を変更]をタップ
端末名を変更する【Fire OS 5】Fireタブレット

Fire HD 10 タブレット(2017)レビュー

それでは以下に2017年新型「Fire HD 10 タブレット」
のレビューをお送りします。

デザイン・外観

2017年新型Fire HD 10 タブレットの外観は、
同じく2017年新型Fire7の外観にとても似ています。
ただ単にビッグサイズにしたという感じのデザイン。

Fire HD 10 タブレット(2017)正面から

背面はプラスチック素材で触った感じはサラサラ。
amazonロゴの掘り込みがある。
角は丸みを帯びて滑らかなデザイン。

Fire HD 10 タブレット(2017)裏面Amazonロゴ

ちょうど初代2015年モデルFire HD 10は、
管理人所有のFire HD 8(2015)とほぼ同じデザインの
サイズ違いだったはずで、
そうしてみますと、ブラック1色という意味でも
外観デザインは捨ててる感はあります。

使える範囲内での最低限の満足。
批判しているのではなく高級感や特別なこだわりはない
のであろうというだけ。

サイズ(大きさ・重さ)

サイズ
262 x 159 x 9.8mm
重量
500 g

Fire HD 10は大きな端末です。

Fire HD 10 タブレット(2017)を片手持ち

旧型機2015年モデル比較で、
重さが68g重くなり、
厚みが2.1mm厚くなった。

Fire HD 10 タブレット(2017)長辺26cm

タブレット端末、モバイル端末としては
劣化したことになる。

しかし、そこまで醜くなったわけでもなく最低限の品質は維持。
それより解像度が大きく向上して、かつ、
値段が大幅に下がったことのほうが素晴らしい。
トレードオフで考えても余りある。

手でグリップしたり持つときの使い心地は悪くない。

大人の男性なら片手で16cmの短辺を掴み、
握り持つことはなんとか可能ですが不安定。
ギリギリで届くかというくらい。
手が小さい方や女性には無理、不可能。

お盆やトレーのように持つだけならば、
指先や片手だけで普通に持てますが、
本を読んだりゲームをするときは、
おそらく両手持ちが基本姿勢になるでしょう。

Fire HD 10 タブレット(2017)のサイズ感を手の大きさと比較

そもそもこの大きさが巨大すぎると感じる人には向いていない
ということになりますが、それも仕方ないこと。
10.1インチ大画面ディスプレイですから。

AppleのiPad(9.7インチ)、iPad Pro(10.5インチ)、
の大きさと同等。
持ち運ぶなら中型サイズのハンドバック以上、
大きいカバンやバックパックで。
カバンの中では、小さいノートパソコンくらいの存在感があるでしょう。
セカンドバックにはまず入りません。

やや重い感覚は否めない。
実測してみましたところ、ぴったり
500gで、やや驚き。

Fire HD 10 タブレット(2017)の重さ500g

大型Kindle Fire HDX 8.9(2013)より
127g重い34%増。
Fire HD 8(2015)の1.5倍以上、
Fire 7(2017)の1.7倍以上。
これらタブレット1台とスマホ1台を合わせて持ったくらい
の重量があります。

装備(ボタン配置・位置関係)

電源ボタン
ボリューム(音量物理ボタン)
ステレオスピーカー
マイク
VGAフロントカメラ
2メガピクセルHDリアカメラ
3.5 mm ステレオ ジャック
USB2.0ポート(マイクロB コネクタ)
microSDカードスロット
Bluetooth

Fire HD 10 タブレット(2017)裏面

[装備やボタンの位置関係]
裏面:中央上部amazonロゴ、
上部左角にアウトカメラ。
ロゴの向きで縦持ちになる。
短い辺:上部:電源ボタン、USB、マイク、イヤホンジャック、音量ボタン、
短い辺:下部:なし
長い辺:右側:スピーカー(2機)
長い辺:左側上:microSDカードスロット
表面(=画面側)の上部:ベゼル中央にインカメラ

Fire HD 10 タブレット(2017)の装備、ボタンなど上部から

新型Fire 7(2017)とボタン類の配置、
デザインともに酷似というより、そっくり、いえ、同じと言える。
おそらく開発に関してのコストダウン。

Fire HD 10 タブレット(2017)装備、右上から

デザインを設計することなくほぼ流用して、
サイズだけ大きくしたのでしょう。

Fire HD 10 タブレット(2017)の装備、左上から

Fire HD 8(2015)とも配置は同じ。
ディスプレイを縦画面で見ているとき、
インカメラが正面上部、
スピーカーが左の上下でSDカードが右上。
デザインは異なります。

サウンド・音質

内蔵スピーカー
デュアルステレオスピーカー
Dolby Atmos
3.5 mm ステレオ ジャック
マイク

Fire HD 10 タブレット(2017)側面にスピーカー2機、ステレオ

縦画面でインカメラを上にして左側の側面に
スピーカーを装備。
横画面で映画を観たり、ゲームをするときは、
上下どちらかに位置する。
左右に1つづつ、2機の、
デュアルステレオスピーカー

Fire HD 10 タブレット(2017)のスピーカー

2015年モデルから評判がよかったのでしょう、
Dolby Atmosの音質効果は引き継がれています。
よい音で聞くことができる♪

記憶容量(内部ストレージ・SDカード)

32GB (使用可能領域 約25.4GB)
64GB (使用可能領域 約54.1GB)
256GB までのmicroSDカード対応

管理人は内蔵64GBモデルを買いました。
使い始めてkindleコミック1冊、活字本1冊を
ダウンロードして削除、スクリーンショットで
写真を4点(315KB)保存してある状態で、
空き容量53.95GB/55.23GBでした。
Fire HD 10 タブレット64GBの空き容量

別売りでmicroSDカードを買えば記憶容量を
さらに追加で約256GBまで外部に拡張して増やせます。
(※本やアプリによっては本体内にしか保存できないものもある)

Fire HD 10 タブレット(2017)マイクロSDスロット

Fire HD 10(2017)でマイクロSDカードの使い方。入らない、取り出せない対処法

動画「Fire HD 10(2017)マイクロSDカード装着(取り外し)」

画面サイズ・ディスプレイ性能

10.1インチHD、IPSディスプレイ
解像度1920 x 1200、224ppi、
フルHDビデオ再生、反射防止技術採用

10.1インチという画面サイズは、
Amazonのタブレット端末史上で過去最大サイズ。

ディスプレイ性能ですが、
画面解像度が劇的に向上しました。

Fire HD 10 画面解像度

2015年モデル旧型
1280×800(149ppi)

2017年モデル新型
1920 x 1200(224ppi)

初代2015年モデルは8.9インチを越える大画面で
インパクトある登場だったのですが、
いかんせん解像度が低すぎた。

新型はこれを克服しましたので、
大画面×高解像度を実現。
大きい画面でゲーム、コミック、映画、本を
楽しむことができます♪

Fire HD 10 タブレット(2017)でKindle活字本を読む
Fire HD 10 タブレット(2017)でKindle活字本
Fire HD 10 タブレット(2017)でネット閲覧
Fire HD 10 タブレット(2017)でネット閲覧Yahoo
Fire HD 10 タブレット(2017)でゲームやアプリを使う。
Fire HD 10 タブレット(2017)でゲーム、グラフィックEpic Citadelアプリ

小さい文字も潰れない、輪郭もシャープでボヤけない。
映像や写真なども、より美しい描画に。

電子書籍のコミック・雑誌を読むなら、
専用端末kindleシリーズや他Fireタブレットと
比較して考えましても、
このFire HD 10(2017)は、おすすめ。

Kindle活字本の文字最小サイズでも字がボヤけない。
写真ですとわかりにくいですが、複雑な漢字、
振り仮名(ルビ)も潰れていません、くっきり。
Kindle活字本の文字最小サイズFire HD 10 タブレット(2017)

Kindle活字本の文字最大サイズ。
輪郭も滑らかで美しい曲線になっている。
Kindle活字本の文字最大サイズFire HD 10 タブレット(2017)

5.5へアップデート、Fire OS 5「Bellini」

発売日に届き開封してFire OS 5.4.1.0だったのですが、
発売2日後には自動的にソフトウェアアップデートが
ダウンロード、インストールされていたようです。

Fire OS 5.5.0.0となっております。
FireOS5.5.0.0のFireHD10(2017)

追記)さらにFire OS 5.6.0.0までアップデート。
今後も更新されていくものと思われます。

操作感(CPU・メモリ)

CPU
1.8GHz x 2、1.4GHz x 2
クアッドコア

メモリ 2GB RAM

初代2015年モデルもクアッドコアCPUでしたが、
1.5GHz×2、1.2GHz×2だったので、
CPUクロック数が上がりました。

メモリも1GBから倍の2GBへアップ。

処理性能が大きくアップしたことになります。
アプリの複数起動マルチタスクや、
ゲームのプレイで高速処理や動作に余裕があるでしょう。

新型Fire 7(2017)とFire HD 8(2017)よりも
上位となっておりますので、現行販売モデルの三端末中で、
このFire HD 10(2017)が最高スペックとなっています。

WiFi

シングル アンテナ、デュアルバンド Wi-Fi。
802.11a、802.11b、802.11g、
802.11acまたは802.11n

初代2015年モデルのWiFi性能を引き継ぎました。
802.11a、b、g、nだけでなく、
802.11acにも対応。

(新型Fire 7(2017)とFire HD 8(2017)は
802.11acには対応していません。)

Bluetooth

A2DPステレオヘッドホンに対応したBluetooth

BluetoothヘッドホンやBluetoothイヤホンが使えます。

Bluetoothスピーカーを使ってもよいでしょうが、
このFire HD 10には高品質なスピーカーが標準装備されているので
不要かもしれません。

Fire HD 10(2017)でBluetoothマウス・キーボードを使う

動画「Fire HD 10(2017)でBluetooth機器を使ってみた。マウス・キーボード・ヘッドホン/イヤホン」

USBホスト機能

Fire HD 10(2017)にはUSBホスト機能があり、
USB機器が使える。

Fire HD 10(2017)でUSBマウス・キーボードを使う

動画「Fire HD 10(2017)でUSB機器を使ってみた。マウス・キーボード・フラッシュメモリ」

カメラ性能

VGA フロントカメラ
2メガピクセル HDリアカメラ

カメラの性能は、
新型Fire 7(2017)やFire HD 8(2017)と同等。

旧型機の初代2015年モデルでは
「720p HDフロントカメラ、5メガピクセルHDリアカメラ」
でしたので、劣化した。

メインカメラ(リアカメラ・背面カメラ・外側)は
わずか200万画素ですので、
昨今のスマホの高性能カメラに比べれば、はるかに劣る。
トイカメラとしてスケッチ、メモ程度の機能かと。

カメラの位置は端末裏側の隅、角に配置されている。

フロントカメラ(インカメラ・画面側・内側)あり。
ビデオチャット用、主にSkypeなどを使う目的でしょう。

amazon.co.jpの商品ページにおいて、
技術仕様には「VGA フロントカメラ」とありますが、
三端末の比較表には「フロントHDカメラ」となっています。
HD(1280×720)、VGA(640×480)。
2015年モデルがHDでしたが、どちらか不明。
インカメラですのでほとんど影響はない。

そもそもカメラ性能自体が捨てられて、縮小の方向に
向かっていることだけは知っておきたいところ。

動画「Fire HD 10(2017)【カメラテスト】写真と動画を撮影してみた。」

バッテリー(使用可能時間・充電時間)

バッテリー最大10時間

充電時間
同梱のUSB充電アダプタで5時間未満。

大型タブレットなのでバッテリーも大きく、
それだけ長時間使えるはずですが、意外に短め。
但し旧型の最大8時間よりは改善した。

新型Fire 7(2017)の8時間よりは長いですが、
新型Fire HD 8(2017)の12時間より短い。

10時間あれば映画も4~5本観れますし、
通勤通学でも3日以上は連続で使える計算ですので、
ある程度使い込んでも朝出かけて夜寝るまでなら
余裕で使えるはず。

外部出力(別ディスプレイにミラーリング)

HDMI、スリムポート、Miracast、
全てに対応しませんので外部出力は不可能。

Fire HD 10(2017)の画面を別のディスプレイ
(テレビやパソコンのモニター)
に映し出すミラーリングはできません。

初代Fire HD 10 (第5世代・2015年モデル)は
Miracastが使えましたが、本機は対応していません。
(おそらくAmazonとしては、テレビで見るときは
Fire TVやFire TV stickで、という意味かと。)

しかしFire HD 10は10インチのビッグサイズ画面ですから、
見にくいとか迫力がないといった部分で不足はなく、
困ることはありません。

Fire HD 10 タブレット(2017)感想、ファーストインプレッション

Fire HD 10 タブレットの2017年新型を買って1週間以上が過ぎました。

まだあまり使えていませんが、ファーストインプレッションとして
気づいたことや感想を書いておきます。

よい点 Fire HD 10(2017)

スムーズに動いており、不具合や故障もなく、
フリーズや強制再起動のような問題となる挙動は一切ありません。

ゲームをプレイ中に誤って閉じてしまったのですが、それで
他アプリが5つくらい立ち上がったままだったことに偶然気づきました。
完全に気付かなかったこと、つまりマルチタスクのままでも
ゲームでの動作が全くモタつかなかったに驚きました。
しかもタスクキラーアプリを全く使っていない。
CPUとメモリが向上しただけあり、処理にかなりの余裕があると感じました。

WiFi通信も速く、本やアプリのダウンロードも速やかに終わります。
映画のストリーミング再生も全く問題なし。
802.11aと802.11gの両方で交互に接続しています。
(802.11acは管理人のルーターが対応しておらず試せていません。)

音がラウドに出る。
大きい音がでることで、遠目に見ての映画鑑賞にも向いている。
音質もよい。
映画やゲームにもよりますが、立体的で奥行のあるサウンドが鳴りました。

解像度が上がった分だけ、電子書籍kindle活字本の文字が潰れずに輪郭まできれい。
視認性が高いと言える。

コミックも横画面の見開き2ページで読める大画面。
縦画面にすれば1ページごとで迫力がでますし、セリフが多いコミックでも読みやすい。
雑誌読みにも威力が存分に発揮される。

ゲームでキャラクターや操作ボタンが小さいものでも普通に操作できる。
画面が広く表示が大きくて視認性がとてもよい。
気持ちの面でもかなり余裕を持って遊べるので、
パソコンやテレビでゲームをプレイするのに近い感じになる。

総合的に目には優しい。負担が少ない。

問題点 Fire HD 10(2017)

触り心地の感触や形状は悪くありませんが、
外観、見た目に特別な高級感はありません。
最高級端末ではありませんし、低価格モデルなので仕方ないかと。

使い始めた初期の頃1度だけ熱暴走か背面がとても熱くなりました。
まれに暖かくなりますが、困るほどではありません。
(それとも個体差で初期不良品を買ってしまったのでしょうか。)

画面は暗い感じで、黄色っぽい印象。
目には優しいかもしれませんが、シャープ感はなくなる。
せっかくBlueshadeが標準装備されいるのですし、画面フィルターアプリも
あるのですから、明るく青白い画面でもよかったと思います。
(過去に画面が青白いとクレームがでたことをamazonが引きずっているのでしょうか?)
それでもゲームなどではカラフルな色合いは表現されています。

端末重量がやや重いことは否めない。
Fire7やFire HD 8はともかく、2015初代や8.9インチシリーズよりも重いので、
長時間の本読みやゲームは手や腕がダルいことは覚悟せねばなりません。
スタンドに置いて使えば問題ありませんが、
持ったまま傾けて操作する類のゲームは人によっては負担に感じるかも。

バッテリーの減りがやや早い印象と、
充電にも時間がかかる感じ。
これは使い込んだときの減り具合も含めて今後様子をみていきましょう。

スピーカーで左右の距離が離れているせいか、他のFireとは音の感じが違う。
Fire HD8(2015)やHDX8.9のほうが高音質と思える。
この音質を好むかどうかは個人差があるかもしれません。
おそらく低価格化したFire(2015)、Fire7、HD8(2016・2017)と同系統のサウンドだと推測。

まとめ Fire HD 10 タブレット(2017)レビュー

10.1インチというのは、ノートパソコンの一番小さいサイズくらいの
ディスプレイとなります。

映画を観てみると小型テレビくらいのサイズ感がある。
管理人は1mくらい離れて映画を鑑賞しました。
それでも迫力がある。音量を大きくできるのが生きてくる。

スマホはもとより、7インチや8インチとは完全に違う世界観になりますから、
使う用途がはっきりしている人向けの端末になりそうです。

Kindle Fire HDX 8.9の8.9インチより一回り大きいだけなのに、
確実に大きい巨大画面。
8.9インチで満足した人なら扱いやすいでしょう。

ただ、HDXシリーズのような高級感は残念ながらありませんので、
低価格ながらの必要最低限、必要充分を実現したという感じ。
HDXとの解像度の違いも体感上、確実にあります。
画質・音質・外観の全てでHDX8.9のほうが上位と言える。
これがお値段の違いですね・・・。

例えばiPadは4万円で上は6万とか15万円くらいのモデルもあるわけです。
お値段通り高級感ではかなり差があるはず。
他のメーカーでも10インチタブレットなら4~6万円前後、
Amazonが安く作っても本来なら3~4万円が妥当でしょう。

つまり10インチの大型タブレット端末が2万円前後で買えること自体、
凄いことであって、そのうえ割引で15000円とか、
もはや意味不明なレベルの激安お値段なわけです。

ですからこのFire HD 10 タブレット(2017)に、
細部までの高級感とか、高スペックを求めること自体間違ってる。
普通に使えて、サクサク動作している時点でコストパフォーマンスは最高
を越えているくらい素晴らしいことなのです。

大満足までいかなくとも、不足はありません。
このお値段ですから、満足感と掛け合わせてコスパ最高と言いきれます。

しかし常に外出先へ持ち歩くつもりなら、ちょっと厳しい。
気軽にカバンに入る大きさでもありませんし、重さもそれなり。
混雑した電車内で扱うには適していない。
ご自宅専用機にするのが向いてるサイズ感。
通勤通学のお供ならFire HD 8(8インチ)のほうがよいかもしれません。

各端末を並べてみると、大きさの違いはこんな感じ。
Fire HD 10(2017)比較Fire7(2017)
Fire HD 10(2017)比較Fire7(2017)、タブレット大きさ外観の違い
Fire HD 10(2017)比較Fire HD 8(2015)
Fire HD 10(2017)比較Fire HD 8(2015)、タブレット大きさ外観の違い
Fire HD 10(2017)比較Kindle Fire HDX 8.9(2013)
Fire HD 10(2017)比較Kindle Fire HDX 8.9(2013)、タブレット大きさ外観の違い

しかし管理人は使い慣れたら、このFire HD 10を積極的に
外へも持ち出そうと考えております。

Fire HD 10 タブレット(2017)、10インチの大画面にしかできないことがある。
コミック、雑誌、映画の迫力、ゲームの操作性。

これから使い込むのが楽しみです♪(^-^)

※この記事の端末はこちら
Fire HD 10 タブレット (Newモデル) 64GB、ブラック

動画

「Fire HD 10(2017)装備とサイズ感、Amazonの10インチ大型タブレット」


「Fire HD 10(2017)初期設定。MACアドレス、端末名変更、広告非表示、画面ロック、Google検索」

※Fire HD 10(2017)を撮影した全ての動画はこちら
動画 『Fire HD 10 タブレット(2017)』 Youtube再生リスト

※続きの記事、1か月使ってみてわかったこと。
iPadとの比較情報も追加しました。
Fire HD 10 タブレット(2017)使用1か月レビュー

Showモード・Alexa 機能

追記)2019年4月、Showモードに対応し、
新機能としてAmazon Alexaが使えるようになっています。
AIアシスタント機能でハンズフリー操作可能。
Fire HD 10 がShowモード(Amazon Echo)に対応【Alexa 機能を搭載】Fire OS 5.6.4.0

★この記事の端末はこちら
Fire HD 10 タブレット (Newモデル) 32GB、ブラック

Fire HD 10 タブレット (Newモデル) 64GB、ブラック

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