Fire 7【レビュー】2022年新型タブレット(7インチ・第12世代)

Fire 7 タブレットは、2022年6月29日にAmazonから発売された7インチのタブレット端末。

2022年新型モデルであり、シリーズ第12世代の端末。

端末の仕様や装備の紹介などをレビューします。

Fire 7 タブレット(2022年・第12世代)

ファーストインプレッションに合わせて、前モデルの旧型 Fire 7(2019)や、他にもFire HD 8 Plus(2020)やFire HD 10(2021)も所有していますので、それらとの比較も意識しつつご紹介していきます。

NEW Fire 7 タブレット – 7インチディスプレイ 16GB (2022年発売)

開封(前回の記事)

開封およびFire OSのバージョン確認やFireの登録については、前回の記事にまとめました。
※記事はこちら
【開封】Fire 7 購入。2022年新型タブレット

端末の確認「Fire 7(第12世代)」

この端末は Fire 7タブレット「第12世代 – 2022年発売」です。

端末の機種・モデルを確認しておきましょう。

[設定]
[端末オプション]
(「端末オプションの画面」)
「Fireタブレットのバージョン情報」
Fire 7(第12世代)

Fireタブレットのバージョン情報・Fire7(第12世代)

Fire OS 8 搭載(Android 11 ベース)Fire OS 8.3.1.0

Fire 7(2022)の購入直後、Fire OS 8.3.1.0 でした。
システムアップデートにて確認できます。

[設定]
[端末オプション]
(「端末オプション」の画面になる)
[システムアップデート]
この端末はFire OS 8.3.1.1を実行中です。

端末をはじめてWiFiへ接続し、しばらくしてすぐに Fire OS 8.3.1.1 へアップデートがありました。
Fire OS 8.3.1.1(システムアップデート)

最新の「Fire OS 8」が採用されています。
旧型のバージョンが6→7となっていましたが、さらに7→8へと上がりました。

歴代のFireタブレットの中で「Fire OS 8」が搭載されたモデルは、このFire 7(2022)がはじめて。
すなわち、このFire 7(2022)が「Fire OS 8」を初搭載したモデルであるとともに、「Fire OS 8」の初公開となりました。

Fire 7 タブレット(2022)レビュー(第12世代)スペック紹介

2022年新型「Fire 7 タブレット」のレビューをお送りします。
Fire 7 タブレット(2022年・第12世代)

デザイン・外観

Fire 7 タブレット(2022年・第12世代)
2022年新型の外観は旧型機2019年モデルと変わりました。

新型の長辺が短くなった分だけ、新型のほうがコンパクトに見えます。同じ7インチで画面サイズは変わらないものの、錯覚のようで不思議。

さらにインカメラの位置が長辺に移動し、裏面のAmazonロゴが横向きになっているという明確な変化もあり、新旧は容易に見分けがつく。

背面はプラスチック素材で触った感じはサラサラ。
横画面の向きにしてAmazonロゴマークの掘り込みがある。

角は丸みを帯びて滑らかなデザイン。

ボディカラーはブラックの1色だけ。

サイズ(大きさ・重さ)

181 x 118 x 9.7 mm
282グラム

旧型機2019年モデル比較で、長辺11mm 短くなり、短辺3mm 長くなった。
厚さ0.1mm 厚くなった。
重さが4g軽くなっている。
Fire 7 タブレット(2022年・第12世代)

短編と厚さの違いはほとんど感じませんが、長編は明らかに短い。
そのことで新型はずんぐりした感じで小型化したように見えます。

実際に重さを測ってみたところ、279gでした。
仕様より3g軽い。
Fire 7(2022)重さ

装備(ボタン配置・位置関係)

電源ボタン
ボリューム(音量物理ボタン)
内蔵スピーカー(モノラル)
マイク
2メガピクセルフロントカメラ
2メガピクセルリアカメラ
3.5 mm ステレオ ジャック
USB-C (2.0)ポート(Type-C コネクタ)
microSDカードスロット
Bluetooth

Fire 7(2022)表の外観

[装備やボタンの位置関係]
裏面:中央にamazonロゴ(横向き)
ロゴの向きで横画面で見る持ち方になる。
アウトカメラは左上。

Fire 7(2022)裏面の外観

短い辺:上部:イヤホンジャック、USB、マイク、音量ボタン、電源ボタン
短い辺:下部:なし
長い辺:右側下:スピーカー(1機)
長い辺:左側上:microSDカードスロット

旧型に比較して配置がいくつか変わりました。
以前までは縦画面で使うような設定だったようですが、今回の新型では横画面で使うことを基本にしているようです。
裏面のAmazonロゴが横向き、カメラが左角から右角へ変更。
表のインカメラの位置もベゼル短辺からベゼル長辺へ移動。

短い辺の側面にある操作ボタン類の並びが完全に変わりました。
裏面から見て、
旧型:電源ボタン、USB、マイク、イヤホンジャック、音量ボタン
新型:イヤホンジャック、USB、マイク、音量ボタン、電源ボタン

Fire 7(2022)外観・装備

電源ボタンが真逆に移動しましたし、旧型の音量ボタンのつもりで電源ボタンを押してしまいそうです。

ボタンの色は ブラックでボディカラーに同化。
それよりボタンの大きさがやや小さくなったような、丸くなったような感じがありますが、気のせいでしょうか。

USB-C (2.0)ポート(Type-C コネクタ)

USBケーブルの端子が旧型 Fire 7(2019)のマイクロBから、Type-C(タイプC)へ変更となっています。

USBタイプC・Fire 7(2022)付属

現在Amazonで販売中のFireタブレット、Fire HD 10(2021)、Fire HD 10 Plus(2021)、Fire HD 8(2020)、Fire HD 8 Plus(2020)は全てタイプCですから、やっと追い付いた格好。

ケーブルのもう一方側は標準オスですので、電源アダプターは以前までのものでも流用できますし、パソコンへのUSB接続もこれまでと同じようにできる。

スピーカー(サウンド・音質)

Fire 7(2022)外観・装備

内蔵モノラルスピーカー
3.5 mm ステレオ ジャック
マイク

スピーカーは1機だけでモノラルという点では旧型機と変わりなし。
位置も同じ。

ただ、形状が少しだけ変わっています。
丸い穴が7つだったのが、新型では6つに減りました。
しかも穴がわずかに大きくなった模様。
実は旧型以前のモデルが6つでしたので元に戻ったと言えるのかもしれません。

注意点としては、現在販売中の他端末のように、デュアルステレオスピーカーではない。
Dolby Atmosも搭載していない。
よって高音質で聞くことは期待できません。

記憶容量(内部ストレージ・SDカード)

16GB (使用可能領域 9.5GB)
1TBまでのmicroSDカード対応(別売)

内部ストレージは16GBモデルだけの1機種。

旧型は16GBと32GBモデルのラインナップでしたが、32GBモデルが無くなりました。

今回の16GBモデル、まだ使い始めていない段階で、1.37GB/11GB(13%使用)でした。
システムが5.3GBを占めます。

Fire 7(2022)外観・装備

マイクロSDカードスロットあり。

別売りでmicroSDカードを買ってセットすれば、記憶容量を追加でさらに約1TB(=1000GB)拡張して増やせる。
(※但し、本やアプリによっては本体の内部ストレージにしか保存できないものもある)

旧型は512GBまでのmicroSDカード対応でしたから上限アップ。
現在販売中のFireタブレットは全て1TBまで対応していますから、追い付いた格好。

画面サイズ・ディスプレイ性能

7インチ
タッチスクリーン、IPSディスプレイ、
解像度1024×600(171ppi)
SDビデオ再生、反射防止技術採用

画面スペックは旧型機と変わりなし。

低解像度171ppiは、昨今のスマホやタブレットに比較して劣るわけで、大きな期待はできません。また、販売中のFireタブレットの中で最も低いスペック。

普通に映画を観たり、ゲームをしたり、活字本やコミックを読むことはできますが、文字や絵が荒い表現になる傾向は否めない。

動画でHDビデオ再生できません。

処理性能と操作感(CPU・メモリ)

システムオンチップ(SOC)プラットフォーム
MediaTek MT8168V/B(64ビットクアッドコア)

アプリケーションバイナリインターフェイス(ABI)
32ビット/64ビットハイブリッド

CPU: ARM Cortex-A53(2GHz)
2.0GHz クアッドコアプロセッサ

RAM: 2GB

GPU: Arm Mali-G52 3EE MC1

CPUが1.3GHzクアッドコアから2.0GHz クアッドコアプロセッサへ改善、メモリは1GBから2GBへ改善。CPUもメモリもスペックアップ。
Amazonによれば、旧型よりも最大約30%処理性能が向上したという。
販売中のFire HD 8(2020)と同じ性能になり並んだとも言える。

軽く操作してみましたが普通に動作します。操作感は悪くない。

ただ、Fire HD 10やFire HD 8 Plus に比べるとややもっさりと遅い感じはします。
Fire OS 8であることも関係しているのかはわかりません。

WiFi

デュアルバンドwifi。
デュアルバンド802.11a、802.11b、802.11g、802.11nまたは802.11ac

WiFi性能は旧型から改善し、acにも対応しました。
他端末と同じになった。

Bluetooth

A2DPステレオヘッドホンに対応したBluetooth、
スピーカー、マイク、LEアクセサリー サポート

A2DPとは、Bluetoothのプロファイル。
音声データの転送。

つまりBluetoothヘッドホンやBluetoothイヤホン、Bluetoothスピーカーを無線接続して使えます。

カメラ性能

2メガピクセルフロントカメラ
2メガピクセルリアカメラ
720HDビデオレコーディング

カメラ性能は旧型と同じ。

バッテリー(使用可能時間・充電時間)

読書、ウェブ、ビデオ、音楽などで通常使用時、最大10時間。充電時間
同梱の5W充電アダプタで約4時間

充電にかかる時間は変わりませんが、駆動時間が7時間から10時間へ伸びました。
Fire7は小型で持ち歩きに便利ですので、外出先で長く使えることは有効な改善。

ワイヤレス充電には対応しない

Fire 7(2022)はワイヤレス充電には対応しません。

ワイヤレス充電に対応しているのは、Fire HD 10 Plus(2021)とFire HD 8 Plus(2020)だけ。

Alexa 搭載

Alexaを搭載しており、AIアシスタントのAlexa機能およびハンズフリー操作で使える。

Showモードには対応しない

Fire 7(2022)はShowモードには対応していません。

ShowモードとはAlexaの発展形で情報ディスプレイ表示する使い方。
Alexaは使えるものの、Showモードは使えない仕様なのです。

Showモードを使えるのは、Fire HD 10(2021)・Fire HD 10 Plus(2021)、Fire HD 8(2020)・Fire HD 8 Plus(2020)です。

ニ画面表示には対応しない

Fire 7(2022)は、ニ画面分割表示できないようです。

ニ画面表示に対応しているのは、Fire HD 10(2021)とFire HD 10 Plus(2021)、Fire HD 8 Plus(2020)Fire HD 8(2020)と Fire HD 10(2019)です。

まとめ Fire 7 タブレット(2022)レビュー

今回の新型 Fire 7(2022・第12世代)は、旧型 Fire 7(2019)から完全なリニューアルであり、モデルチェンジと言えるくらいスペックアップ。

これは旧型から3年ぶりの新型となったことも関係しています。
この間にFire HD 8 Plus(2020)やFire HD 10(2021)などが開発されたわけで、それらの作りが生かされて、このFire 7(2022)に反映しています。

外観もコンパクト化したことも評価できるところ。
旧型の縦長形状より丸まった感じでかわいらしい印象すらあります。

そういったここ数年の新型の流れを取り込みつつ、OSはバージョンアップした。
Fire OS 8では設定のデザインもカラフルになって変わりました。
概ね使い方は同じですのでFireタブレットを使っている方なら混乱しません。

これまで旧型Fire 7(2019)を使い続けてきた方は間違いなく買いだと言えるでしょう。
ただ、ボタンの配置が変わったことは慣れるまで少し時間がかかりそう。

一方で、Fire HD 8 Plus(2020)やFire HD 10(2021)を使っている方には、ややもっさりした動作が気になるかもしれません。アプリの起動だけでも一呼吸の間があるような。
画面も細かく見れば荒く思えるかもしれません。

ただ、普通に使う分には十分。
プライムビデオの映画鑑賞やKindleの活字本やコミック読書は楽しめるでしょう。

カバンに入れてどこにでも持ち歩けるし、ご自宅でも気軽に使える小ささと軽さがメリット。
価格の安さからのコスパのよさも忘れてはいけません。

最後に他端末との比較について触れておきます。

Fire 7(2022)比較 Fire 7(2019)
Fire 7(2022)比較 Fire 7(2019)
Fire 7(2022)比較 Fire HD 8 Plus(2020)
Fire 7(2022)比較 Fire HD 8 Plus(2020)
Fire 7(2022)比較 Fire HD 10(2021)
Fire 7(2022)比較 Fire HD 10(2021)

迫力ある映像やよい音質にこだわるのであれば、他のFireタブレットより劣るのは否めません。あとは高性能でサクサク使いたい場合も不向き。
例えばオンラインゲームのプレイや雑誌を読むことをメインに考えてる方などです。

逆に、普通に使えればいいということであれば満足できるでしょう。
安いので買いやすいですから、十分、満足感は得られるはず。

とりあえずはじめてFireタブレットを使ってみたいという方や、Fire HD 8 Plus(2020)やFire HD 10(2021)などを持ってる方が買い増しして2台目サブ機として使うのにも向いています。

多少乱雑にでも気軽に使える、カバンに入れたまま外出先専用機にしてもよいかもしれません。

いち早くFire OS 8を体験してみたい方にもおすすめです。

※この記事の新型 Fire 7(2022)はこちら
NEW Fire 7 タブレット – 7インチディスプレイ 16GB (2022年発売)

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