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Fire タブレット(2015)7型は買いか?【発売前予想】

Fire タブレット(2015)は買いなのか?7インチ、最安値の端末。
公表された端末の特徴やスペック等とともに比較や考察をしてみたいと思います。

Fire タブレット 8GB、ブラック

なお、発売予定日2015年9月30日となっており、
本記事は発売前時点での予想的な内容になりますので、
主観的な見解、実際の商品と相違がある可能性を加味してください。


<スペック>
ディスプレイ 7インチ、タッチスクリーン、IPSディスプレイ、解像度1024×600、171ppi、SDビデオ再生、反射防止技術採用
サイズ 191mm x 115mm x 10.6mm
重量 313g
CPU、RAM 1.3GHzクアッドコア、1GB RAM
容量 8GB (使用可能領域 約5GB)、128 GB までの microSD カード対応
バッテリー 読書、ウェブ、ビデオ、音楽などで通常使用時、最大7時間。端末の設定、使用方法、ウェブブラウジングやコンテンツのダウンロードなどの条件によって異なります
充電時間 同梱のUSB充電アダプタで6時間。ほかのUSB充電器を使用した場合、充電にかかる時間が若干長くなります
Wi-Fi 接続 シングル アンテナWi-Fi 。802.11b、802.11g、または802.11n標準規格を使用した、公共およびプライベートネットワークまたは無線LANスポット、パスワード認証によるWEP、WPAおよびWPA2セキュリティに対応。アドホックモード(またはピアツーピア方式)のWi-Fi ネットワークには非対応
入出力 スリムポート対応のUSB2.0ポート(マイクロB コネクタ)。充電には同梱の電源アダプターを接続。128GBまでのmicroSDカード対応
オーディオ 3.5 mm ステレオ ジャック、内蔵スピーカー
対応ファイルフォーマット Kindle (AZW)、KF8,、TXT、PDF、保護されていないMOBI、PRC、音拡張フォーマット(AAX)、DOC、DOCX、JPEG、GIF、PNG、BMP、non-DRM AAC、MP3、MIDI、PCM/WAVE、OGG、WAV、M4V、MP4、AAC LC/LTP、HE-AACv1、HE-AACv2、MKV、AMR-NB、AMR-WB、HTML5、CSS3、3GP、VP8(WEBM)に対応
センサー アクセロメータ、ジャイロスコープ
microSDカードスロット あり。microSDカード(別売)を使用すれば、ストレージを128GB拡張可能
カメラ VGAフロントカメラ、2メガピクセルHDリアカメラ
位置情報サービス Wi-Fi 経由の位置情報サービス
カラー ブラック
その他の機能 外部音量コントロール、A2DPステレオヘッドホンに対応したBluetooth、スピーカー、マイク、LEアクセサリー サポート
システム要件 Fire タブレットは箱から出してすぐに使用できるため、コンテンツのダウンロード時に設定、ソフトウェアのインストールおよびPC不要
保証とサービス 90日間限定保証付き。国内の場合、オプションで別売の延長保証をご利用いただけます。Fireの使用時は利用規約が適用されます
同梱内容 Fireタブレット、USB 2.0ケーブル、5W 電源充電器、保証書、スタートガイド

注意※発売前、Amazonのページには「スリムポート対応のUSB2.0ポート」
と記載されていましたが、
現在「スリムポート対応」という記載がありません。


<価格>
¥ 8,980→プライム会員なら4980円


<特徴>
7インチのタブレット端末
Amazon独自の2015年新OSであるFire OS 5「Bellini」搭載
カラー:ブラック1色のみ

画面解像度、HD画質より劣るので名称にHDという文字が
入っていません。


<サイズ>
191mm x 115mm x 10.6mm
313g


<性能>
1.3GHzクアッドコア、メモリ1GB
記憶容量8GBタイプのみ
解像度1024×600、171ppi(非HD)

バッテリー最大7時間(充電6時間)


<装備>
スリムポート対応のUSB2.0ポート(マイクロB コネクタ)
microSD カードスロット(128GBまで対応)
Bluetooth(A2DPステレオヘッドホン対応)
モノラルスピーカー(Dolbyなど無し)
3.5 mm ステレオ ジャック
マイク
カメラ(フロントVGA、リア200万画素HD)、720pのHDビデオ撮影
Wi-Fi シングル アンテナ802.11b/g/n/

カスタマーサポート:メール、チャット、電話、Maydayスクリーンシェア

※発売前、Amazonのページには「Maydayスクリーンシェア」
と記載されていましたが、
現在「スクリーンシェア」という記述に変わっています。


<比較>
同じ7インチタブレットで有名なNexus7(2012)(管理人所有)と
ほぼ同じサイズ。若干Fire タブレット(2015)のほうが小ぶり。

重量、画面の大きいFire HD 8(2015)が311gですから同等。
サイズの割に重めと言えるが、当然ながら、
8.9インチFire HDX 8.9(2014)や10インチFire HD 10 タブレットよりは
明らかに軽い。

Fire HD 6(2014)(管理人所有)と厚みが等しい。

他のFireタブレットにカラーバリエーションがあるのに対して黒のみ、
同様にストレージも選べず8GBモデルのみ。

プロセッサー、クアッドコア最大1.5GHzの他端末に劣る。
メモリ1GB同じ。

画面解像度でFire HD 8、Fire HD 10は1280×800なので劣ります。(HDX8.9は高解像度)
昨年のFire HD 7(2014) およびNexus7(2012)が解像度1280×800で約216ppiでした。
比較対象としては違うかもしれませんが電子書籍リーダー最下位モデル
であるKindle(2014) がe-ink 白黒スクリーンで解像度167ppi、近いか。

カメラ機能についてFire HD 8、Fire HD 10(2015)では500万画素、
Fire HDX 8.9(2014)は800万画素に劣ります。
Fire HD 6(2014)と同等。

Wi-Fiが他モデルはデュアルバンドなので劣ります。
Fire HD 6(2014)と同等。

バッテリー、他モデル8時間ですので若干劣ります。

スピーカー、他モデルではデュアルステレオスピーカー(Dolby Atmos)なので、
こちらはモノラルで劣る。
Fire HD 6(2014)と同等だが、さらにDolbyオーディオも搭載していない模様。

価格は安い、プライム会員ならAmazonのタブレット、他社タブレットに
比較して断トツに安い。半値や10分の1程度で購入可能。


Fire HD 7(2014)昨年の7型モデルとの比較

解像度1280×800、216ppi
191mm x 128mm x 10.6mm
337g
クアッドコア 1.5GHz x2 + 1.2GHz x2、1GB RAM

(※Fire HD 7(2014)はFire HD 6(2014)スペックほぼ同等)

■Fire HD 7(2014) →Fire タブレット(2015)への変化
○よくなった点
横が1.3cm小さくなった
24g軽量化
microSD カードスロット装備
Maydayサポート装備  Amazonカスタマーサポートとの画面共有・端末を遠隔操作

×悪くなった点
CPU処理性能ダウン
画面解像度ダウン(216ppi→171ppi)
ステレオスピーカー→モノラルスピーカー、ドルビー機能も削除
カラーバリエーションなくなった、黒1色のみ
USBがスリムポート対応ではない、廃止


<感想>
特徴はいろいろとありますが、とにかく安いということが、
このFire タブレット(2015)の最大の特徴ではないでしょうか。
中国製のよくわからない怪しいタブレットを除けば、
国内外で一定水準以上のタブレット端末はこの値段では販売してません。

管理人は昨年のFire HD 6を発売当時キャンペーンで9980円で
購入しましたが、それでも安かったのに、さらに安い、というかその半額。
報道ではコスト面で赤字という話も出ています。
それだけAmazonとしては普及させたいのでしょう。

しかし、安いだけに装備や外観サイズ感で劣る様子が伺えます。

昨年Fire HD 7(2014) やNexus7(2012)とほぼ同じサイズ感で
厚みはFire HD 6(2014)、というスペックサイズを真に受ければ、
手に持った感じボッテリしてる、やや不格好な端末と予想。

それでも7インチ端末ですから、気軽に外に持ち歩けるサイズ感であり、
電車の中やカフェで使いやすいはず。
5インチスマホより大きい画面の広さがあり、それでいて
カバンの中に常駐させておくことができるモバイル端末。

性能スペックは上記に比較した通り昨年のFire HD 6(2014)に近い。
さらにそこからシングルスピーカーでかつDolbyオーディオが無くて、
CPU1.3GHzクアッドコアへと下がる。
画面解像度は171 ppiに大幅に下がる。

これを書いていてふと思いましたが、画面解像度は
価格差から他端末との差別化、素材や技術のコストダウンのため、
といくつか要因があるでしょうが、解像度をさげれば
処理速度は上がるはずですので、そういった理由もあるかもしれません。
だとすれば操作面ではサクサク動くはず。
新Fire OS 5「Bellini」も軽いといいですね。

加えてバッテリーの持ち少なめ、WiFi遅め。
Fire HD 6(2014)(管理人所有)や使ったことがあるFire HD 7(2014)
でも、特に不便は感じませんでしたので、おそらくアプリや電子書籍の
ダウンロードスピードも大丈夫でしょう。

しかし画面解像度は一抹の不安が残ります。
映画、動画、写真、ゲームはどう映るのか。
電子書籍を読むときどうなんでしょう。

音質に関して注意。
Dolby Digital、Dolby Digital Plus、Dolby Atmosなどの
記述がないので未対応、搭載なしだと考えられます。
スピーカーやヘッドホンで聞く音はあまりよくない、
期待できない可能性があります。
しかもスピーカーは単一装備のモノラル再生。

ただ、よい点も。
今年から装備されるmicroSD カードあり、サポートのMaydayあり
これらが削られずに採用されているのはとてつもなく強力で、意味が大きい。
低価格版モデルだけに無くても不思議ではなかった。
本体ストレージ8GBという問題も解消されますね。

追記(Amazonのカスタマーサポートとの画面共有・端末を遠隔操作
によるサポート、の記載あり)

過去にインカメラが省かれたモデルがありましたが、
内側のカメラ装備あります。
ビデオチャットに必要ですから、skypeなど使う人には重要でしょう。


<まとめ>
Fire タブレット(2015)は、Fire HD 6(2014)の7インチ版のような感じ
であり昨年のFire HD 7(2014)16280円のさらなる廉価版といった端末。
CPU性能や画面解像度などが下がり劣る端末。

処理性能、操作性、画面のきれいさ、視認性に問題がなければ、
コストパフォーマンスは最高であると言える。

Amazonのタブレットや電子書籍リーダー端末は廉価版含む、
各モデルで快適に使えるようチューニングされてきました。

過去の歴代モデルともに公表されたスペックの数値よりも
画面がきれいで、体感的な処理速度は速かった。
そんな満足度がこのFire タブレット(2015)にもあることを期待して、
この安さから思い切って買ってみてはいかがでしょうか。

気軽に外に持ち歩ける7インチ端末というサイズ感。
家の中でも外でも、電車の中やカフェで使いたいという人にはおすすめ。

Fire(2015・7インチ)
激安モデルながら最低限使えるという評判、安いタブレットが
欲しい人にはコストパフォーマンス最高。しかしスペック装備不足は
否めない最下位モデル。できれば他モデルを検討したい、あるいは
2台目のサブ端末として。7インチのサイズ感から持ち運びにはよい。

Fire タブレット 8GB、ブラック

後日の記事)買いました、レビュー記事はこちら。
Fireタブレット購入【7インチ】2015年新型

海外からですが、動画がありました。

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