Fire HD 8タブレットがAmazonから届いて10日間になりましたので、
使った感想・レビュー。(動画あり)
※この記事は2015年9月発売モデルのFire HD 8です。
[公開日時2015年10月11日 最終更新2016/09/09]
追加情報2016年9月)
2016年新型Fire HD 8 タブレット発売、Amazonの8インチ端末
先に要約を載せます。
・端末の仕上り外観よい(カラーきれい、手触りよい)
・扱いやすい(薄い・軽い)
・8インチ、大画面だが持ち運べるサイズ感
・音がよい(高音質・大音量)
・映画(Amazonプライムビデオ)観るのが最高
(さらに詳しく知りたい人は以下も読んでみてください。)
大きく述べますと、ファーストインプレッションとほとんど
変わりません、前回の記事も合わせて参照してください。
この10日間で端末にトラブルやフリーズ、故障のようなことは
ありませんでした。
再起動や積極的なメモリー開放などしていない割に挙動が
おかしくなっていないということは、性能に余裕があるのでしょう。
過去に遡りますが管理人所有2012年モデルKindle Fire HD8.9などは
専用のタスクキラーアプリで定期的なメモリ解放、1日1回の再起動を
かけないと、フリーズや動作が重くなっていたことと比較してみても、
Fire HD 8の安心して使えるレベルの性能の高さを感じます。
メモリも当時の倍1GB、CPUクアッドコアなので低価格モデルながら、
このFire HD 8の処理性能は低くはありません。
ところで、タスクキラーアプリと言えば、今年2015 Fire OS5から
マルチタスクの画面において各アプリ終了ができるようになっています。
専用アプリでなくともメモリー開放できる。
これに関連して、今年のFire OS5からインターフェイス、ホーム画面や
操作設定のメニューなど作りが完全に変わってしまったので、
いろいろな設定がどこへ行ってしまったのか、探りながら使って、
やっと慣れてきたというところ。
要はAndroidの変形型なのでわかることはわかるのですが、これだけ毎年
Kindle FireやFireタブレットを操作していると、あのスライダー型に
染まりきってしまっていて、やや混乱しました。(>_<)
およそ一通りのことをやってみて、特に問題なし、Fire HD 8タブレットは、
Amazonのページに案内されてるような使い方、コンテンツが普通に使える
と言えます。
ゲーム、映画、インターネット、kindle活字本、Kindleコミック、
写真、音楽、ドキュメント、PDF、表計算シート、文字入力、アプリ、など。
さすがに超高速な動作とまでは言えませんが、
動作が重くて遅くて使うに耐えられないということは全くありません。
開封した日に、あるゲームアプリが起動してすぐ落ちたことはお伝えしましたが、
後日以降、このゲーム全く落ちなくなったことをご報告します。
おそらく同じく開封した日にFireOSが5.0.1へバージョンアップしたので、
それで何かが改善されたか、またはゲームアプリ会社がFireOS 5への最適化
を図ったのかもしれません。スペック性能不足なら落ち続けますから。
上記のようにいろいろ使ってみましたが、結局、一番大きいのは映画、
タブレット発売開始2日前からほぼ同時に開始したAmazonプライムビデオでした。
これだけ大量の映画やドラマが見放題であれば、それだけで
今年の2015年新型Fireタブレットは例年の2倍と言わず10倍くらい強力。
コンテンツがあり過ぎて楽しめ過ぎて終わりが無い・・・・・。
管理人のように元からプライム会員の人にとっては実質無料ですし。
あまりにも映画やドラマを見過ぎて、時間が過ぎてしまって、
本記事のようなレビューを書くのも面倒に思ったりしました。(^^;)
それくらい夢中になる。
Amazonのカスタマーレビューにも新型、特に7インチ型の感想が続々と
書かれ始めていますが、見放題映画だけで満足という意見が多々あります。
管理人はAmazonプライムビデオをパソコン、Kindle Fire HDX 8.9で
観たのですがあまり画質がよくない気がするし、ストリーミング再生が
やや不安定。iPhoneでもあまり芳しくなかった。
ところがこのFire HD 8で観るとなぜかきれいにスムーズに見れる。
もちろんAmazonが日々、ストリーミングの品質を改善していっている
のでしょうから、最近になってよくなってきただけかもしれません。
一概には判断できませんが、画質が低めのおかげで?このFire HD 8では
解像度も気になりませんし、きれいな映りで安定して鑑賞できています♪
もしかするとAmazonは、今年の新型Fireタブレット3機種に
Amazonプライムビデオの再生品質を合わせ、端末のほうからも
チューニングして、リリースしたのかも?そんな気がしなくもありません。
少し話が逸れましたので、再びFire HD 8について語りましょう。
音がよい。
ステレオスピーカーで、ドルビーオーディオ対応ですので、
映画はもちろん、ゲームのときもリアルで立体的な音が再生されています。
大きな音がでるのも凄い、音割れしそうになりつつ音量ガンガン上がります。
比較してみるとKindle Fire HDX8.9(2013)より大きいくらい?
(但し最大音量ではHDX8.9はマイルドな音質で割れる気配すらない)
ヘッドホンやイヤホンでもいい音でした。
Dolby Atmos(ドルビーアトモス)が効いているのかもしれません。
音楽を聞きたい人にも向いてるかも。
過去モデルでもスピーカーや音質へのこだわりは他社に比較して、
Amazonが先行していましたが、今回のスピーカーは、やはり映画鑑賞、
Amazonプライムビデオをかなり意識しているのではないでしょうか。
外観の仕上がりもいい。
今回オレンジを買ってみましたが、色きれいで、かわいい。
端末も丸みを帯びていて、薄くて持ちやすい。手触りや感触もいい。
最初は裏面のツルツルピカピカの映り込みは嫌いでしたが、
今となっては、よいかと思い始めてます。
昨年2014年モデルと同様に、
USBキーボード、マウス、フラッシュメモリ使えました。
Bluetoothキーボード、マウスも使えました。
【動画】
バッテリーはAmazon公称の8時間はもたない気がします。
使い方や画面の明るさにもよりますが、実動は5時間程度でしょうか。
朝行きと帰りと昼休み、通勤通学の1日分はもちそうです。
映画なら2本分くらいでしょうか。
<問題点>
困ったことはありませんが、気になる点も挙げておきます。
買う前からわかっていたのですが、妙に端末が縦長。
その分、端末を手で握り掴みやすいとは言えますが、
もう少し操作画面の短編が長めでもよかったような気もしないことはない。
それから解像度が低めなのがやっぱり惜しい。最低限普通に使えますけど、
なんとなくボヤっとしてる感は否めない。
但し解像度を上げるとパネルなど部品が高価になるのかもしれないし、
電力消費で使用時間が短くなるか、バッテリーを大きくして重たくなるか
厚くなるか。
処理能力が要求されるので操作反応が遅くなるとすれば使いづらいし、
CPUのスペックを上げるとコストがアップ。
総じて価格が上がるということ。
このFire HD 8が3万、4万、5万?円以上したら・・・・・と考えれば、
トレードオフで我慢できる。
あとは慣れ。管理人もだいぶこの画面の映りに慣れて気にならなく
なってきています。
でも、もうちょっとだけ解像度とCPU性能が高ければ、歴代最高レベル
の端末になっていた可能性を感じます。
そのくらい総合的に見て仕上がりもよいタブレット端末。
<まとめ>
Amazonプライムビデオ映画ドラマ鑑賞が目的なら
2015年新型Fireタブレットの三端末は買い。
Fire HD 8、音がよくて迫力ある。(おそらくFire HD 10も。)
家で使うならFire HD 10、持ち歩き専用ならFire(2015・7インチ)、
そういった比較で、家でも外でも使うならこのFire HD 8がおすすめ。
今後はこのFire HD 8を外にも持ち出して使ってみたい
と思っています。
※この記事の2015年モデルFire HD 8は販売終了。
後継機種となる2016年新型はこちら
→ Fire HD 8 タブレット 16GB、ブラック┃2016年発売モデル
【動画】
補足)
発売前、2015年新型のUSBはスリムポート対応だとAmazonに記載されて
いましたが現在削除されています。
未確認ですが、そうであればHDMIケーブルは使えません。
Fire HD 8かFire HD 10は、Miracastの無線で外部ディスプレイに
映すことができます。
Fire(2015・7インチ)にはMiracastも無いので7インチ画面で見るのみ。
補足2)
発売前、2015年新型にMaydayサポートが搭載されたような記述がAmazonにありましたが、
実機Fire HD 8で確認する限りMaydayボタンは無く、
Amazon上でもスクリーンシェアという言葉に変えられています。
Amazonのサポートの人がFireを遠隔操作、画面共有して
端末に印をつけたりして案内することは可能なようです。
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